ビジネスボイストレーニング LINKS Official Blog

名古屋初のビジネスボイストレーニングスクール、LINKSのブログです。

歌のスクールで、滑舌を習ってはいけない理由

f:id:links-mizuochi:20170701231642j:plain

こんにちは!水緒智です。

 

もしも、あなたが滑舌を矯正したいと思った時、

どこへレッスンに行きますか?

 

歌を教えるボーカルスクールでも、

話す時の滑舌を矯正するレッスンを行うことがありますが、

ここでは、かなり注意が必要。

 

それは、歌としゃべりの滑舌は違うということです。

 

私は10年間プロシンガーとして活動をしてきましたが、

歌う時の滑舌は、

日本語の正しい発音の仕方を少し変える場合があります。

 

口や顎の形、舌の位置を変えると、

響きを変えることが出来たり、

高い音が出やすくなったり、低い音が出やすくなったりする為、

ピッチ(音程)のコントロールが出来ますが、

そもそも舌の位置とは、

日本語を滑舌よく話すうえで非常に重要なもの。

 

歌う時には、

「オとウの母音の時は、舌を下の歯茎から浮かせる」

「エも場合によっては離れてもいい」

など、と習うことがありますが、

これが歌の発声と”喋り”の決定的な違いです。

 

しゃべる時には、全ての音に共通する

「舌先の基本ポジション」

という母音を発音するうえで非常に重要な、

基本的な舌の位置が決まっています。

 

その基本ポジションとは、

舌の最先端が

「下の前歯の内側の、歯茎より5ミリほど後ろ」を触るようにする事。

 

これを歌う時の様に崩してしまうと、

呼気が口の中にこもったり、息が大量に鼻に抜けてしまい、

正しい発音で話すことは難しくなります。

 

滑舌を習うのであれば、

しっかり歌と喋りの区別をつけて、

”舌先の基本ポジション”をきちんと教えてもらいましょう!

 

 

ビジネスボイストレーニングLINKS

お問い合わせ:nagoyalinks@gmail.com

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

7/4(火) ビジネススキルアップセミナー

参加者募集中!!

場所:ウィンクあいち904

日時:7/4 18:30~

参加料:2000円

お気軽にご参加ください♪

f:id:links-mizuochi:20170531204153j:plain