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”うるさい声”と”明るい声”の違い

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こんにちは!水緒智です。

突然ですが、あなたは他人から”声が大きいね”

と言われたことはありませんか?

 

それが、指摘する様な言い方でなかったとしても、

もしかしたら、

「ちょっとうるさいから、もう少し静かに喋ってくれないかなぁ。。」

という思いを、遠回しに伝えられたのかもしれません。

 

今回のテーマは、”明るい””うるさい”の違い。

明るい人だ、と思われたい願望や、

自分の話を聞いてほしい。という願望から、

明るい・元気を通り越して、話し声がうるさい人、

あなたの周りにいませんか?

 

”大きい声”は決して悪いものではありませんが、

 

明るく元気=大きい声ではありません!

このふたつは、似て非なるもの。

 

今回は、私の周りにアンケートをとって、

”明るい声”と”うるさい声”の一般的なイメージを調べてみました!

 

まず、明るい声の印象。

さわやか ハツラツとしている 元気 明るい 楽しい

 

どれもいい印象ですね。

 

次にうるさい声の印象。

ハイテンション 騒音 耳障り 自己中心的 空気が読めない 迷惑

 

ハイテンションは、受け取り方によってはポジティブにも捕らえられますが。。

基本的には、周りからこうは思われたくないですよね。

 

そんな、

”大きくてうるさい声”で話してしまう人の原因は様々です。

喉周りや聴覚、共鳴啌の問題や周りの環境(騒音など)もありますが、

私が一番強いと思っているのは、

精神的な要因。

 

声が大きすぎて、周りに”うるさい”と思われてしまう人の心理とは、なんでしょう?

 

1.自意識過剰

まずは自信過剰な傾向にある方。

このタイプの場合、普段から大声で話します。

大声になる理由としては、

自分に自信があり、自分の意見を押し通そうとしてしまうから。

そのため、周りの意見などにはあまり耳を貸さず、

他人を尊重できていないことが多いです。

また、自信過剰なタイプの中には、こういった少々傲慢な人もいれば、

単にマイペースで、自分の話し声の大きさが

周りの迷惑になっていることに気付いていないもいます。

自分の話し声が大きいなどと全く認識していないため、問題意識がないことが問題。

このタイプの人も、ある意味自信過剰タイプになりますよね。

 

”聴く”ということは、ビジネスシーンで非常に大切です。

自信があるのは素敵なことですが、

声が大きすぎると、傲慢で人の話を聞いていない、と

思われる原因になりかねません。

 

 2.夢中になりすぎる

どうしても伝えたい事があったり、

自分の話を聞いてほしい!

という願望が強く必死になってしまう時には、

夢中で自分の話をして、感情が乗ってしまうため、

声が大きくなりやすいです。

いわゆる、熱くなっている状態です。

感情には喜び、興奮、怒り、焦りなどなど様々なものがありますが、

感情が前に出る時には、大声になってしまう人が多いですね。

宝くじが大当たりして、それが分かった瞬間、

『やった〜!!!』と小さな声で呟く人はあまりいないでしょう。

他にも、『こら!!』と怒る時、『早くして!!』と焦る時。

あなたにもきっと経験があるでしょう。

 

そういった一言の表現が大きくなるのは、

誰にでもありますし、決して悪いことではありませんが、

 

自分の所へ来た営業マンが、

夢中で商品の良さを伝えるあまり

声が大きくてうるさい状態が、30分でも続いたら…

どうでしょう。

 

どんなにいい内容を話していても、

「早く終わらないかなぁ」

なんて気持ちになりませんか?

 

”声が小さいのが悩み”という方が多くいらっしゃいますが、

実は、声は大きければ良い、というものでもありません。

 

他人から、”声が大きいね”と言われたことが

一度でもある方は、

大きいから、明るい

に変えてみましょう。

 

元々声を大きく出せる、という能力をお持ちなのですから、

印象は一瞬で、格段に良くなります!

 

いま、本当に大きい声で話すべきなのか。

それが本当に必要なのかどうか、見極めるのが大切ですよ♪