腹式呼吸で、あがり症を克服!!
こんにちは!水緒智です。
突然ですがみなさん、中々寝付けない夜ってありませんか?
私は結構、夜に考え事をしてしまうタイプで、
止まらなくなって寝付けない…そんな事がよくあります。(笑)
そんな時に、私が自分を落ち着かせる為にすること。。それが、
腹式呼吸です!
腹式呼吸は、歌う時に良い。
そのイメージは定着していますよね。
でも、なんで睡眠にまでいいの?
疑問に思われる方も少なくないと思います。
まず、自律神経との関係に着目をします。
自立神経は、交感神経と副交感神経に分かれており、
この二つの働きがバランスをとりながら、内臓の働きを司っています。
交感神経:興奮状態で優位に働く神経
副交感神経:リラックスした状態で働く神経
という様に、それぞれの働きが強くなるタイミングが分かれています。
現代のストレス社会では、多くの人が普段の生活の中で、
リラックスがうまくできない、交感神経優位になってしまっています。
どうしたら副交感神経優位の状態にもっていけるのか?
その為には、深い呼吸をすることが大切です。
さらに、吐くときに意識をしたいのがゆっくりと長く息を吐くことです。
実は腹式呼吸には、かなりのリラックス効果があります。
その理由は腹式呼吸でゆっくりと長く吐くことで、
副交感神経の働きを刺激するためです。
少し難しいですが、理由としては
呼吸中枢(脳の延髄)が副交感神経につながる迷走神経と同じ部位にある為だそうです。
しっかり意識をして、息を長〜くゆ〜っくりと吐くことで、
自分で副交感神経の働きを活発にする事ができ、リラックスに繋がる。
そうして、心身ともにほぐれる事で、入眠しやすくなるのです。
人間は横になると、自然と腹式呼吸になるようにできているのですが、
寝付けない様な時は、その腹式呼吸が、胸式呼吸(座位姿勢や立位姿勢の時の呼吸)
に寄ってしまっている事があります。
そういった時は、しっかり意識して腹式呼吸をする事が大切!
以前、生徒さんにもの凄くめずらしいケースの方がいらっしゃいました。
はじめ、立位姿勢のまま、あらゆる方法で腹式呼吸をやり方を指導したのですが
全く感覚が分からない、出来ない、という状態だったので、
「それでは、ここで横になってみましょう。」といって
教室内で寝転んでもらいました。
立位でどんなに腹式呼吸が出来ない方でも、寝転がれば自然に腹式呼吸になります。
その方にもそれを期待して、まずは寝転がって腹式呼吸の感覚に気づいてもらおうとしました。
しかし、寝転がっても一向に、腹式呼吸にはなりません。
目を疑う程のめずらしいケースでした。
とても驚いて、「なにか呼吸器官に病気があったりしますか?」と尋ねると、
喉から鼻にかけての器官がものすごく狭く、後日手術を控えている
との事でした。
寝ても腹式呼吸にならないという事は、、、と思い、
「普段、しっかり眠れて(熟睡出来て)いますか?」と聞いたところ
今まで、熟睡出来て、すっきり目覚めた事は一度もない。という事でした。
やはり呼吸と睡眠の関係はとても深いのだなと、改めて気づきましたが、
ここまでリラックス効果の高い腹式呼吸。
もちろん、そのリラックス効果はビジネスシーンでも活躍します!
基本的な挨拶を始め、プレゼンテーションや講演、セミナー、会議での発言の場など、
やはり人前で話す、という場ではかなり緊張をするもの。
特に、日本人は緊張しやすい人種だといわれており、
「日本人の8割以上が人前で緊張する」というデータもあるほどです。
自分を話ベタだと思っている方は、本当は話が下手なのではなく、
実は、この緊張が原因になっている事がほとんど。
人前で話す前にも、腹式呼吸をしっかりと意識すれば、
少しずつ落ち着いてくるんです。`
何を隠そう、私自身、”超”が付くほどのあがり症。
でも、周りの人にそう話すと、絶対に信じてもらえません。(笑)
これも腹式呼吸のおかげだと思っています♪
みなさんも腹式呼吸であがり症を改善して、
堂々とした印象を目指しましょう♪
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