あなたの"本当の声"とは。
こんにちは!水緒智です。
今日は、先日の記事で少しだけ触れた、
これ↓
について、詳しくご説明していきます。
(こちらの記事と合わせてご覧下さい♪)
自分に聞こえている声と、
他人に聞こえている自分の声が、違う。
とは、どういう事でしょう。
みなさんは、自分の声を録音して、
客観的に聞いてみた事があるでしょうか。
例えば、携帯で撮った動画の中の自分の声。
ボイスレコーダーで撮った自分の声。
その時、
…あれ?
自分ってこんな声で喋っているの??
と、違和感を覚えた事はないでしょうか。
この違和感というのが、
自分で聞こえている声と、人に伝わっている声の
違いなんですね。
大抵の方が、録音された自分の声を客観的に聞くと、
”きもちわるい!!”
”自分ってこんな変な声なの?”
と、抵抗感を感じます。
しかし実際は、この
いつもの自分の声じゃない
という感覚こそが、間違いなんです。
あなたがいつも聞いている自分の声は、
実はあなたにしか聞く事の出来ないもの。
録音をして、客観的に聞いたその声こそが、
あなたの本当の声なのです!
では、どうして声の聞こえ方が違うのでしょうか?
人間は、 自分が発した声を、
頭蓋骨や口腔などいろいろな部分を介して聞いています。
これを骨伝導と言いますが、
骨伝導とは…
骨伝導は、空気を伝って鼓膜(中耳)を振動させ聴覚神経(内耳)に伝わる(気導音)に対して、声帯などの振動が頭蓋骨を伝わり直接聴覚神経に伝わる(骨導音)ものである。この骨伝導は意図的に起こさずとも日常で常に起こっており、例えば自分が聞く自分の声は気導音と骨導音が合わさったものである。録音した自分の声を初めて聞くと強い違和感を覚えるのは、録音機器のマイクは空気伝導によって伝わる音のみを録音するからである。
骨伝導『ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典』
2016/11/8 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/骨伝導
わりと分かりやすい説明ではないでしょうか。
例えば、映画館でポップコーンを買って食べていると
静かなシーンで、自分のポップコーンを食べるぼりぼりという音が
うるさく感じ、周りに迷惑になっていないかな。。
と気になること、ありますよね?
自分ではかなりうるさく聞こえるあの音。
実は、周りの人にはそれほど聞こえていないんです!!
自分の口の中で発生した音が、頭蓋骨に伝わって直接聴覚に届いている為、
自分の中の音と、外に聞こえる音との差が発生しているんです。
ちなみに、音波が空気中から外耳道に入って、鼓膜を振動させ、
耳小骨連鎖を経て内耳に入ってくる通常のルート(他人が自分の声を聞くルート)
の事は、空気伝導といいます。
自分で聞いている声=骨伝導+空気伝導
他人が聞いている自分の声=空気伝導
という事で…
空気伝導のみで聞く声(録音をして客観的に聞いた声)が
あなたの本当の声となります。
自分に聞こえている声を人に、
「これが私の本当の声なんだよ!!」と、
聞かせる事は限りなく不可能ですからね。残念ながら。。
しかし、
「あの変な声が自分の本当の声なんだ…」
「がっかりだな…。」
なんて、落ち込む必要はありません!
あなたの声は、
生まれつき決まっているものではなく、
トレーニング次第でいくらでも、変化させられるからです!!
自分の低い声が嫌だ、という女子も、
声が高くて弱々しく見られるという男性も、
自分のなりたいイメージに変えられるのが、声。
声のトーンを変えるだけで、
あなたの印象は、ガラっと変わります!!
顔を変えるのはかなり難しい事ですが、
声を変えるのは、その何倍も簡単♪
まずは、あなたの本当の声を知ってください。
携帯で、簡単に録音するだけでOKです。
そこで、その声に違和感を感じても、
自分の声を嫌いにならないで下さいね!
改善策を見つけていきましょう♪
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